EAST ASIA CHAMPIONSHIP 2017 取材レポ 20170114

川崎ブレイブサンダース(JPN/B.LEAGUE)VS. 安養KGC(KOR/KBL)

クラブチーム同士としては、初の試みとなったクラブ対抗日韓頂上決戦。
両チームとも主力を欠く中、プライドをかけて激突した。
ハーフコートバスケットの川崎か?それともディフェンスからの速攻が持ち味の安養か?

 

1Q(川崎22-21安養)

(川崎は外国人枠2人、安養は1人でスタート。)

立ち上がり、川崎のシュートミスした後の最初のディフェンスで、「このファールは余計だった。」
と試合後川崎北HC、#7篠山が振り返るように、篠山がディフェンスファールをする。
しかし、川崎はオフェンスリバウンドから#22ファジーガスのゴール、
#12スパングラーのフリースローで先制する。安養もフロントコートからのプレスから、
ゾーンディフェンスで対抗するも、ファジーガス、スパングラーが、順調に残り6分までスコアを重ねる。
川﨑に12点目をとられたところで、安養が一気に4選手をチェンジ。それでもリズムを変えることができない。
しかし、ここで川崎は篠山がこの日2つ目のファールをもらってしまい、#0藤井と交代。
「天皇杯の決勝のこともあり、ディフェンスからという気持ちが強すぎて、空回りしてしまった。」と篠山が試合後に振り返った。
タイムアウト後、安養も#23チョン・ソンヒョンの3pをきっかけに、得点を重ねていく。
川﨑もスパングラー、ファジーガスが得点するも、そのファジーガスが2回の得点機を決めきれず、
安養#55サイモンが得点をし、3点差に詰められてところで、川崎は残り1:11タイムアウトを要求。
ここで川崎は3人入れ替え、安養#28、注目のサイクスがここでコートインする。
そして1本目は外すも、次の攻撃権ではきっちり決めて1点差に詰めたところで1Qは終了する。

 

2Q (川崎37-42安養)

(川崎は外国人枠1人、安養は2人でスタート。)

安養は1Qに続き、ゾーンディフェンスを敷く。川﨑はスパングラーが得点源となり、
安養もスコアを重ね互角な戦いぶり。同点で迎えたオフィシャルタイムアウト明け、
ペースをつかんだのは安養だった。
ここまでブロックショットでチームに貢献していたサイモンが得点後、川崎#0藤井がオフェンスファール。
ここで川崎は篠山と#11野本をコートへ。しかし、ここでこの男の闘争心に火が付いた。
「(試合後の状況で)今気分がとても良く、観客の皆さんがゲームを盛り上げてくれた。」と試合後振り返った#28サイクスが
、持ち前のスピードと身体能力の高さを見せつける。チーム36点目を決めた後、
相手からインサイドに入ったボールをすかさずスチールし、
再び得点を稼ぐ。川﨑はここで篠山が3つ目のディフェンスファールをしてしまい、
再び藤井と交代。サイクスにはカウントワンショットも決められ、川崎7点ビハインドとなる。
北HCからは「モーション!(パスを回せ)」と指示も飛びパスが回り始めると、
藤井が3pを決めるなど、川崎が2点差まで詰めたところで前半終了となる。

 

3Q (川崎61-60安養)

(川崎は外国人枠1人、安養は2人でスタート。)

前半安養に足元をすくわれる形で、オフェンス時に精彩を欠いた川崎だったが、ファジーガスの得点、
藤井のスチールなどで積極的にゴールに向かう姿勢を見せてきた。ハーフタイム中に、
北HCが発破をかけたのが功を奏した結果だった。安養もサイクスが速攻からダンクを決めるなどしたものの、
川崎#3晴山の3pで勝ち越しを許し、残り7:16タイムアウトを要求。
しかし川崎はディフェンスで相手に好きにさせず、ファジーガス、#25ジェフの得点でリードを保つ。
藤井が3pを決めたところで、ファジーガスからスパングラーにチェンジ。少しサイズダウンした影響か、
安養サイモンに2連続でブロックショットを許し、サイクスに連続で速攻をゆるし2点差に詰められたところで川崎は残り1:33タイムアウト。
安養は終盤、サイモンがカウントワンショットを決め1点差に詰めて、最終Qへ。

 

4Q (川崎83-80安養)

(川崎は外国人枠2人、安養は1人でスタート。)

このQから川崎は3人選手を入れ替える。一方安養は外国人枠1人をサイクスで埋め、
セ残りは韓国人選手を起用。その中で#32キム・チョルが3連続でディフェンスファールをし、
最後の一つはシュートモーションでのディフェンスファールだったので、
川崎#11野本がフリースロー1本を決める。その後、サイクスにターンオーバーから速攻を許し、
得点を献上するも、すぐに篠山が得点。次のディフェンスで、篠山がスチールを決め、
アシストからスパングラーの得点を演出する。そして再び、篠山がスチールを決め自ら得点し、
流れが川崎に行こうとしたところで、安養が残り7:13タイムアウト。タイムアウト後、
安養はサイクスが篠山のプレッシャーをものともせず、3pを決め、このプレッシャーが
篠山のディフェンスファールとなり、サイクスはカウントワンショットを決める。篠山は
これで個人ファールが4個となり、再び藤井と交代。しかし、栗原がスチールから得点を決め
、スパングラーも得点を重ね、オフィシャルタイムアウト。川﨑は、ここでしっかり相手に対しディフェンスで得点をさせず、
点差が詰まらない中、残り1:00安養がタイムアウト。川﨑はゲーム終盤、
ゾーンディフェンスで相手を翻弄し、サイクスにスコアは許すものの、最後は3点差でからくも逃げ切った。

 

試合後、北HCは「今日は控え選手が活躍してくれたが、自分の間合いでシュートが打てるのであれば打ってほしい。」
とチームの特に若手選手に対し、苦言を呈した。この日は、ピュアシューターの#14辻を故障で欠く中、
誰がスコアメイクするかということも課題だったが、結局ファジーガスとスパングラーに頼る形となってしまった。
それが顕著に出てしまったのが、2Q終盤。ファジーガスに至っては、得点もし、
ディフェンスもするということで負担がかかってしまったのか、シュートが短く終わってしまう時間帯があり、
チーム全体安養に先行を許す形を作ってしまった。異国のチームと戦う時もそうだが、
この後のBLEAGUE後半戦に向けて、誰が出ても川崎のバスケができるかが大事になってくる。
川﨑がリーグ初代チャンピオンをぐっと引き寄せるためには、辻に続くスコアメイクできる選手が出てくるのかが大事になってくる。

 

試合後に行われた記者会見の模様を中心に(川崎 北HC 篠山選手 スパングラー選手)(安養 キムHC サイクス選手)
生の声を 1月18日(水)23時からインターネットラジオfmGIG 
マンティーのバスケットボールチャンネルでお届けします。今週も選手の声をしっかりお届けしますよ。

fmGIGマンティーのバスケットボールチャンネル
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