ビー・コルセアーズ 74-72 レイクスターズ

「ディフェンスからオフェンスに繋がるプレーをしたかった。」
B.LEAGUE 横浜ビー・コルセアーズ VS. 滋賀レイクスターズ 取材レポ @横浜国際プール 20170128

現在9連敗中のレイクスターズをホームに迎えるビー・コルセアーズ。特別指定選手として契約した#21満田丈太郎がこの日からベンチ登録するということもあり、ホームで勝利したいところ。一方のレイクスターズも連敗中ながら、僅差で敗れて白星を逃したというゲームも数試合あり、決して侮れない。ビー・コルセアーズとしては、残留プレーオフから抜け出すためにもしっかり勝利をもぎ取りたいところ。ゲームや如何に。

 

1Q(ビー・コルセアーズ 16-20 レイクスターズ)

まずペースを掴んだのは、レイクスターズ。オンザコート(外国人枠)2人でスタートし、かつ#6長谷川、#0小林が前節から変わってスタート5で出場した。その中で小林が起用に応え、連続でスコアを重ね、#13菅原が3pを決めて引き離しにかかる。ビー・コルセアーズもレイクスターズのゾーンディフェンスに手を焼きながらも食らいつくが、両チームともシュートタッチが良くなく、スコアが動かない中で中盤を迎える。重い雰囲気の中、残り4:15、先に選手を交代したのは、レイクスターズだった。#7並里、#34狩野がコートに入り、ディフェンスから速攻で並里が決めると、今度はスチールから#32ジュリアン・マブンガがファストブレイクを決めてリズムを掴みにかかる。ビー・コルセアーズは7点ビハインドとなり、タイムアウトを要求。ここからビー・コルセアーズは立ち直り、相手のシュートタッチにも助けられ、#4ジェフリー・パーマーの得点などで1点差まで詰めたところで1Q終了。

 

2Q(ビー・コルセアーズ 33-31 レイクスターズ)

レイクスターズは1Q同様にゾーンディフェンスを敷いていくが、ビー・コルセアーズ#25竹田がインサイドにドライブで入り、こぼれたところをジェフリー・パーマーが押し込んで勝ち越しに成功。その後バックコートバイオレーションもあったが、#42ジェイソン・ウォッシュバーンが得点を決め3点リードとしたところで、レイクスターズは、残り8:43タイムアウトを要求。レイクスターズは、1Qでハイポストからのシュートが目立った、新加入の#33クレイグ・ブラッキンズがゴール下から得点し、1点差まで詰める。ビー・コルセアーズはこのQからコートに入っていた#5湊谷が2連続で3pを外すも、ジェフリー・パーマーが3pも含む連続でゴールを決め、ジェイソン・ウォッシュバーンもカウントワンショットを決め一気にリードを広げ、6点リードとする。レイクスターズは、ここで並里、狩野、ジュリアン・マブンガをコートに戻すが、スコアが取れない。一方のビー・コルセアーズも得点を決められないまま、オフィシャルタイムアウトを迎える。しかし、タイムアウト後、レイクスターズは、並里の得点で幸先よくスタート。すぐにゾーンディフェンスを敷き、その後ビー・コルセアーズはオフェンスで攻めきれずショットクロックバイオレーションとしてしまう。ここからレイクスターズのペースになっていく。ビー・コルセアーズは、#13山田をコートに入れて、#0細谷とツーガードを組ませるが、並里に連続で得点を許し、#3ファイ・サンバが2点差に詰めるゴールを決める。ビー・コルセアーズはタイムアウトを要求する。最後は、並里とビー・コルセアーズ#1川村がマッチアップする場面もあったが、スコアは動かずビー・コルセアーズ2点リードで前半を折り返す。

 

3Q(ビー・コルセアーズ 51-39 レイクスターズ)

レイクスターズは、狩野の3pで勝ち越しに成功するが、ビー・コルセアーズ#10ファイ・パプ・ムールにブロックショットを決められ得点ができない。残り6分あたりで、ファイ・パプ・ムールが得点をしたところから、ビー・コルセアーズのペースになる。「自分はディフェンスで期待されているので、ディフェンスからオフェンスにつながるようにしたかった。1Q はなかなかボールをもらうことができなかったので、3Q はボールをもらえるような動き方をした。」と試合後にファイ・パプ・ムールが語ったとおり、先程のブロックショットから波に乗ってきた。ファイ・パプ・ムールの気持ちの入ったプレーは、ほかの選手にもいい影響を与え、パプのゴールも含め4連続で得点を決めて、8点リードとし、たまらずレイクスターズはタイムアウト。そして、Q終盤は細谷が3pを決めて12点リードとし最終Qを迎える。

 

4Q(ビー・コルセアーズ 74-72 レイクスターズ)

このまま試合は決まるかと思ったが、レイクスターズは最後の追い上げを開始する。菅原のレイアップから始まり、狩野、ジュリアン・マブンガ、クレイグ・ブラッキンズが得点をし、オフィシャルタイムアウトまで8点差まで詰める。オフィシャルタイムアウト開けも、レイクスターズの勢いはとまらないが、貴重な働きを見せた選手がいた。#5湊谷 安玲久司朱。2Qでは、得点ができずチームには貢献できなかったが、「出たときは、積極的に打っていこうと思っていた。プレッシャーを日々感じているので、出してもらっている以上結果を出さないといけないと思っています。ディフェンスでやられているので100点満点ではなかったですね。」と試合後反省も含めて語っていたが、クロスゲームになっていく中、レイクスターズ狩野に3pやカウントワンショットを決められた後、流れを渡さない意味のスコアを重ねたのはチームとして非常に大きかった。湊谷の活躍もあり、得点差を詰められることがなかった時間帯だったが、レイクスターズの猛攻はこれで終わりではなかった。ジュリアン・マブンガ、クレイグ・ブラッキンズの両外国人が、ゴールに向かって何度もアタックしていく。マブンガ、ブラッキンズのカウントワンショット、そして速攻から菅原が得点を決めて3点差まで詰めて、ビー・コルセアーズはタイムアウトを要求。しかし、最後はジェフリー・パーマーのブロックショットもあり、ビー・コルセアーズが2点差で逃げ切った。

立ち上がりからスコアが動かないゲームだった。ビー・コルセアーズは、最後湊谷の活躍もあったけど、私はファイ・パプ・ムールがこの日のポイントになった選手だと感じた。特に3Q でファイ・サンバとのマッチアップは見ごたえ十分だった。オンザコート1の中で、パプはサンバとのマッチアップを制することが大事だった。実際サンバを無得点に抑え、得点とリバウンドに貢献した。更にチームのペースを握る流れを作った。ディフェンスもさることながら、オフェンスでもしっかり押し込んだ。レイクスターズ遠山HCも「3Qでパプ選手に押し込まれたのは苦しかった。ペイントエリアでのディフェンスが良くなかった。」と振り返ったように、パプも含めたインサイド陣がこの日はペイントエリアに向かってアタックした結果が2点差の勝利につながった。

一方のレイクスターズは、これで10連敗。この日はリバウンドでも敗れた。ゾーンディフェンスが効いている時は、優勢にゲームを進められるも、いざそこを攻略されたあとの特効薬に欠ける。ペイントエリア内のディフェンスも課題になるだろう。オフェンスも速攻が出せている、早い時間でシュート体制まで持ち込めている時間帯は有効だが、シュートを打てる時間までが長くなると厳しい部分が顔をのぞかせる。得点源になる狩野の奮起や外国人に頼らないところでもう1人日本人スコアラーが欲しいところだ。

試合終了後の
生の声を 2月1日(水)23時からインターネットラジオfmGIG 
マンティーのバスケットボールチャンネルでお届けします。今週も選手の声をしっかりお届けしますよ。湊谷選手、ファイ・パプ・ムール選手のインタビュー音源を放送予定です。

fmGIGマンティーのバスケットボールチャンネル
http://mantycorporation.com/sports/basketballchannel/