2015年10月10日 千葉ジェッツ75-86アイシンシーホース三河

今回からマンティー実況もここに入れてみます。実況も一緒にお楽しみにください。

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この日の千葉県船橋市船橋アリーナは、千葉ジェッツ創設以来過去最高の4818人を収容した。船橋市をホームタウンとした千葉ジェッツは、まさにこのアリーナを聖地化しようとしている。そんな中開催された、アイシンシーホース三河との開幕戦。試合前には、創設以来4期連続キャプテンをつとめた、佐藤博紀さんの引退セレモニーもあり、開幕前の緊張感漂うこの会場でのゲームの行方や如何に?

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後で振り返れば、結局この立ち上がりで勝負は決したといっても過言ではないだろう。アイシン三河は『バッツの活躍は想定以上』と試合後の記者会見で語ってくれた鈴木貴美一HC。新加入#5バッツのインサイドからのゴールがこの日の勝負の分かれ目になった。さらに、日本代表でも得点源となった#6比江島の3p、#32桜木・#14金丸のゴールと、オフェンスの機会を全てシュートで得点という最高の形でペースを握る。千葉も#5リカートのポストプレイで得点を積むが、なかなか追いつかない。アイシン三河3点リードから、#32桜木VS日本代表でも千葉でも、キャプテンを務める#34小野のマッチアップがポイントになろうとしていた。桜木の得意のローポストからのピックアップに小野がなかなか対応しきれず、攻撃では要所で得点を挙げるも、ディフェンスでは桜木についていけない場面が目立った。止めるにしてもでファールでしか止められなくなる。千葉は同じく日本代表として特にリバウンドとディフェンスで貢献した#25荒尾がコートインし、早速桜木に付く。ここでようやく桜木のところはケアできたものの、金丸・比江島のゴールで点差8点リードとし、1Q終了 千葉23-31アイシン三河。

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2Qに入っても、なかなか点差は詰まらない。アイシン三河は金丸を中心に、千葉は小野のゴール、#13新加入のチャップマンが3pを決めて8点差をキープしオフィシャルタイムアウトへ。タイムアウト明けでも、千葉はまだ糸口は見えないまま。アイシン三河10点リードで後半戦へ。

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後半に入っても、両者がっぷり四つ。千葉はアイシン三河のオフェンスに対し、『日本代表で戦う上で球際の強さが必要と感じた。』と語ってくれた荒尾が、相手選手とのリバウンドの取り合いを、球際で獲得しオフェンスに繋げるも、そのあとの攻撃では淡白な一面も覗かせる。アイシン三河は、悪い流れになりかけても、バッツや金丸が決めるべきところで決めて得点差を詰めさせない。

4Qに入り、アイシン三河は、#21エドワーズがインサイドで得点。しかし、千葉もようやく新加入の#43クックが調子を上げてきて3pなどで得点差を広げさせない。オフィシャルタイムアウト明け、千葉は#43小野を投入。#11西村の3pで追撃態勢を取るが、アイシン三河も『フィジカルで行かない選手なので、長い時間を使って慣れさせようという目的もあった。』と試合後に鈴木HCが語るように金丸がシュートの感覚を掴んでいき得点を量産。そして、残り2分、電撃入団した#2富樫がコートインすると4800人の観衆は大いに沸く。しかし、アイシン三河は一度も危ない場面を迎えることなく試合終了。アイシンは開幕戦を勝利で飾った。

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試合終了後、

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勝利したアイシン三河 鈴木貴美一HCは『1Qの入りがよかったのが良かった。気持ちよくシュートを打ててリバウンドも良かった。千葉は噛み合っていない部分もあるが、これから良くなってきそうだと感じた。』

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千葉 ジェリコ・パブリセヴィッチHCは『アイシン三河はとても良いプレイをした。チームとしては手応えを感じた部分もあった。最初から焦りもあり、新加入選手も加入し、ゲームの中で波が出てしまった。』

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千葉 荒尾選手は『前半ディフェンスで良いリズムでできなかったのが敗因。コートに入ったらアグレッシブに行こうと思っていた。』

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千葉 チャップマン選手は『良いディフェンの後に得点できなかった。そこが敗因。』

 

開幕戦ということもあり、独特な緊張感があった。船橋アリーナがこれだけ緊張感に包まれるのも初めてではないかと思う。千葉は立ち上がりこそ、アイシン三河に主導権を握られたが、残りの時間はほぼ互角に戦った。途中追い上げないといけないという焦りから、シュートを打つタイミングが早くなっていた時間帯もあった。しかし、まだ開幕戦。残されたゲームで修正していくと良いチームになるという確信もあった。次に期待したい。アイシン三河は、昨シーズンのチャンピオンチームにふさわしく、各ポジションにスペシャリストを配した。シーズン長いので、当然これからはコンディションとの戦いになるだろう。その為には、控えの選手の奮起が必要だ。チームの底上げに注目したい。