(※本日の取材レポから、チーム名の表記は地名を除いた呼称で記載します。)

アルバルク 78-75 ハンナリーズ

1か月ぶりのホームゲームを迎えたアルバルク。アウェイ5連勝で東地区1位に躍り出た。一方のハンナリーズもここ5試合4勝1敗。チーム創設以降初の聖地代々木第二の試合にも気負うことなく臨めるか?京都のブースターもチームに手ごたえを感じ、負ける気がしないと。さて試合の展開はいかに?

1Q

先手はアルバルク。#33トロイ・ギレンウォーターが内外でスコアを重ね開始4分足らずで9得点を稼ぐ。一方のハンナリーズも#1小島を起点に#5マーカス・ダブ,#33内海が得点。そして粘り強いディフェンスでアルバルクにシュートを打たせない。その中でもアルバルクは残り5分を切ったあたりで、#15竹内のカウントワンショットで引き離しにかかる。終盤ハンナリーズは#24ローレンス・ヒルの3p、#42ケビン・コッツァーのインサイドで3点差まで詰めて1Q終了。

2Q

外国人枠1人となったところでハンナリーズは、#8村上、#34薮内、小島と3人のガードを起用しスモールラインナップとする。アルバルク#10ザック・バランスキーのディフェンスファールで獲得したフリースローを内海が2本きっちり揃え、すぐにフロントコートからプレスディフェンスを仕掛ける。ザック・バランスキーに得点を許したものの、薮内がスチールからスコアをし、さらにマーカス・ダブがカウントワンショットで逆転に成功する。ここでアルバルクは、#2ディアンテ・ギャレット、竹内、#24田中をコートに戻すと一気にスイッチが入った。コートに入ってすぐに田中がレイアップで得点をすると、竹内も続く。ハンナリーズのターンオーバーからディフェンスファールを獲得し、トロイ・ギレンウォーターがフリースローを2本決める。そしてすぐにディフェンスでプレッシャーをかけ、ハンナリーズにバスケをさせなかった。その後終盤までハンナリーズはファールからのフリースロー1点しか獲得できず、アルバルクに引き離される。終了間際に内海が3pを決めるのがやっとで前半終了。アルバルクが10点リードで後半へ。

3Q

後半に入り、かつてアルバルクの前身、トヨタ自動車アルバルクに所属していた#12岡田が3pを決めてチームに喝を入れる。「アルバルクを離れてまだ古巣に勝利したことがない。」と試合後に語っていた岡田。おそらく誰よりもアルバルクに勝利をしたい選手が得意の3pでまずは可能性を導く。しかし、点差を詰めるどころかアルバルクのリードは広がるばかりだった。残り4分にアルバルクはKJこと#16松井をコートに投入。そしてすぐさま得意の3pを綺麗に入れていく。たまらずハンナリーズはタイムアウト。しかし、松井はQ終わりまで2本の3pを決めて差を広げた。「いつもよりディフェンスの時間は長かった。」と試合後語ったように、ハンナリーズの攻守の粘りには苦労させられながらも、要所でスコアを重ねた。松井の活躍もあり、アルバルクは17点リードで3Qを終えた。

4Q

アルバルクの勝利が見えたと思った最終Q。しかし、アウェイながらもハンナリーズブースターのきちんとそろった大きな声援は、ハンナリーズを後押しする。開始早々ハンナリーズは、ケビン・コッツァーがカウントワンショットを決め、内海も得点。ここでアルバルク伊藤HCはタイムアウト。「バスケは40分だと教えられたゲーム。」と後で振り返ったように、最後まであきらめないハンナリーズの勢いは止まらなかった。タイムアウト明け、内海がフリースローを決め、すぐにゾーンディフェンスを敷く。アルバルクの出足を止めて、その後のケビン・コッツァー、村上のレイアップ、再びケビン・コッツァーがスコアを重ね、気が付けば5点差まで詰める。オフィシャルタイムアウト明けも、ローレンス・ヒルが得点し3点差。しかしアルバルクも、#13菊池をコートに戻し、ディアンテ・ギャレットが5点リードとなる得点をしたところで、残り1:30ハンナリーズはタイムアウト。タイムアウト明けで内海がファールをし、アルバルク菊池にフリースロー1本決められ、もう一度ハンナリーズはタイムアウト。残り1分を切って、後半から3本3pを決めていた岡田がこの日4本目の3pを決めて4点差に詰めたところで、残り30.4秒で今度はアルバルクがタイムアウト。しかし、ハンナリーズはアルバルクのパスをカットして、残り24.6秒ローレンス・ヒルが会心の3pで1点差。その後も内海が得点し追い上げ体制を続けるも、内海のディフェンスファールから、アルバルクディアンテ・ギャレットのフリースローが2本決まりここで勝負あり。アルバルクは辛くもハンナリーズを3点差で退けた。

試合を振り返ると、アルバルクは3pが3本しか決まらなかった。この辺りは両チームHCがポイントに挙げていた。負けたものの一定の手ごたえを得ていたハンナリーズ浜口HCは「相手の3pが決まっていれば、もっと離れたでしょう。」と語る。しかし、この日のハンナリーズはしっかりオフェンスも24秒しっかり使いきり、攻守ともに2人目の動きが抜群に機能していた。マンツーマンながらも、すぐ近くの選手がボールに近づき、パスコースを消す動きをしていた。攻撃時もハンドオフで巧みにマークのずれを誘発し、狙いを外そうとした動きは、お見事だった。アルバルクという上位チームを攻略するうえで大きな可能性を見せてくれたゲームだった。しかもアウェイという不利な立場で。一方、アルバルクは連勝の勢いで勝ちたかったものの、ハンナリーズの粘りに手を焼いていた印象だった。「『バスケは40分だよ。』と相手チームに教えられた。指導方法を学びたい。』と語る伊藤HC。ちょっとの油断で試合展開を変えられるというものを逆に見せつけられた格好だが、接戦に強くなることでチーム力が上がるということを考えれば、良い経験だったのかもしれない。

試合終了後、
アルバルク 伊藤HC 松井選手
ハンナリーズ 浜口HC 岡田選手に取材させて頂きました。
生の声を 12月14日(水)23時からインターネットラジオfmGIG 
マンティーのバスケットボールチャンネルでお届けします。今週も選手の声をしっかりお届けしますよ。

fmGIGマンティーのバスケットボールチャンネル
http://mantycorporation.com/sports/basketballchannel/