第68回日本ハンドボール選手権大会 女子決勝 北國銀行VSオムロン

オムロン28-25北國銀行

昨年の決勝と同じカードになった今回の決勝。
連覇目指す北國銀行か?昨年のリベンジを果たし、地元熊本に優勝の報告をしたいオムロンか?

前半(北國銀行13-12オムロン)

立ち上がりペースを握ったのはオムロン。北國銀行に先制を許すも、#4吉田の左からのロングシュートで同点に追いつき、
守りでも北國銀行の攻撃を止める。4-1と3点リードしたオムロンだったが、北國銀行#10後藤に連続ゴールを決められ1点差に詰められる。
しかし、北國銀行は、退場者を出してしまい、オムロンが3点リードとしたところで、前半16:38北國銀行がタイムアウト。
その後オムロンもディフェンスからきっかけをつかみ得点を重ねる。残り10分、オムロンは退場者が出るものの、
ディフェンスで粘るが、北國銀行#3鰍場(いなば)に得点を許すなど1点差に詰められる。
終盤#14河田、#2田邉の得点でこのゲーム初の勝ち越しに成功し、1点リードで前半を折り返す。

後半(北國銀行24-24オムロン)

開始早々、オムロン主将#9永田に得点を許すも、北國銀行は速攻から#14河田が得点を決めて再び勢いを増す。
オムロンに退場者が出て優位になり、河田が連続得点で引き離しにかかったところで、オムロンは後半6:45タイムアウト。
タイムアウト後、今度はオムロンが勢いづく。#13勝連、#7大山が得点、ディフェンスで粘った後は、#9永田が得点を決め同点。
北國銀行も#10後藤が得点し、一進一退の攻防が始まる。23:00、オムロンに退場者が出て攻めていきたい北國銀行だが、
オフェンスファールやペナルティをしてしまい、チャンスを逸す。試合後の記者会見でオムロン黄監督が
「相手は王者だから、どこかで突き放せるだろうという気持ちが出たときに、突き放せなくて焦りがでるはず。」
と語る通り、北國銀行は、得点が伸びない。終盤までもつれたこのゲームは24-24の同点でオーバータイム延長戦へと進んでいく。

 

延長(北國銀行25-28オムロン)

先に得点を挙げたのは、オムロン#17東濱(ありはま)。
「とにかく負ける気はしなかった。相手は楽に勝ってきたので。」今大会準決勝まで危なげなく勝ち上がってきた北國銀行にとって、
ここまで競ったのは今大会初めてだった。だからこそ、自信があったのかもしれない。
前半終盤もう1点追加し迎えた後半、オムロンは#12宮川のスーパーセーブで流れをつかみ、東濱、勝連が連続ゴール。
さらに、宮川は再びスーパーセーブをし、優勝を呼び寄せた。

試合後、オムロン黄監督は「リーグ戦が終わってから1か月間走りこんできた。
ハンドボールに必要な脚力を鍛えてきた。低く、はやく、強くをテーマに。
だから延長戦までもつれれば勝つチャンスは十分にあると思っていた。」とにかくこのトーナメントにすべてを注いでいた。
2年前の置き土産を取りに行くため、そして前回の優勝以来勝てていなかった北國銀行に勝つため。今回それを達成できたので、
リーグ戦でも巻き返しに期待したい。ちなみにリーグ戦再開後はオムロン戦。ここを勝てば本物になるだろう。

この試合の模様は、fmうらやす「マンティー・チダのSPORTS VIBRATION」2017年1月12日19時半より放送します。
優勝しましたオムロン(黄監督 永田キャプテン 東濱選手)の記者会見の模様をお届けします。

fmうらやす『マンティー・チダのSPORTS VIBRATION』