NBL 日立サンロッカーズ東京VS広島ドラゴンフライズ 20151024

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今年の新春に開催したオールジャパン天皇杯の時の決勝戦と同じカードとなったこの試合。日立東京に敗れてから、若さゆえの脆さが露呈した広島。

一方、天皇杯を制して、その後NBLイースタンカンファレンス首位通過にも関わらず、プレーオフでトヨタ東京に敗れた日立東京。

昨シーズンとほぼ同じメンバーで戦っている日立東京に対し、メンバーをほぼ半分入れ替えた広島。『若い奴を使う時期は昨シーズンで終わった。

これからは実力のある選手を使う。』という姿勢で今シーズン挑んでいる広島佐古ヘッドコーチ。結果はいかに。

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1Q

日立東京は、日本代表#15竹内が2本ゴールを決める。『代表に行ってから、得点を意識するようになった。』と語る通り

積極的にゴールを狙う。対して広島もベテランシューター#2朝山が3pを決めていく。日立東京は序盤からオールコートプレスで

前線から守備をし、その後こちらも日本代表#24広瀬の3pで得点。広島も#7坂田のレイアップで同点とする。しばらく互角な戦いぶりだったが

昨シーズンのNBLMVP#42ハイドヘルトがダンクを2本連続で決める。2本目は広瀬からのアシストを受けてのゴール。さらに#2川島のスチールから

#0満原がゴールを決めて日立がペースを握る。日立東京24-14広島

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2Q

広島は24秒オーバータイムで攻め手を欠いた直後、#21ショーターがカウントワンショットで口火をきる。日立#7伊藤に得点を許すも

#32ウィリアムスのブロックショットから、朝山が3pを決める。その後オールコートプレスで積極的にディフェンスへ。日立川嶋のトラベリングを

誘発し、再び朝山が3pを沈める。その後、日立にファールをさせて広島は、ショーター・ウィリアムスのゴールで2点差に詰めたところで

オフィシャルタイムアウトとなる。タイムアウト後、今度は広島がファールを積み重ね、日立ハイドヘルトに連続でゴールを許す。

一時は4点ビハインドまで戻された広島だったが、最後ショーターのゴールで1点差まで詰めたところで前半終了。

前半終了 日立東京38-37広島

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3Q

中盤までお互い互角の戦いぶりだったが、残り4:52日立#33ブラウンのカウントワンショットで引き離しに行く。一時は3pで詰められるも

広瀬のカウントワンショットで7点リードとする。さらに広瀬はレイアップも決めて10点差に広げる。広島もオフェンスリバウンドで粘りながら

坂田のゴールなどで9点リードとする。

3Q終了 日立東京65-56広島

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4Q

終盤の実況もお楽しみください。

日立東京は、ハイドヘルトの得点などで13点差まで広げる。残り7:16広島はタイムアウト。直後に日立ブラウンが3連続で得点をして広げるが

広島もショーターのゴール、朝山がスチールからファストブレイクを決めてリードをこれ以上広げさせない。ここでオフィシャルタイムアウト。

タイムアウト後も日立東京はハイドヘルトなどの得点で優位に進める。広島は朝山のアウトサイドシュートでビハインド差を維持する。

残り1:31広島は日立東京10点リードのところでタイムアウト。その後、朝山の3p、オールコートプレスを仕掛けた後は#18鵤(いかるが)の得点で

5点差まで詰める。再び広島は残り1:08タイムアウト。そして、日立東京はトラベリングで相手にボールを渡してしまう。ショーターの3pも決まり

2点差まで詰める。流れは広島へ。たまらず日立東京はタイムアウトを要求。さらに日立東京はサイドラインからのボールをコートに入れることができず

5秒バイオレーションを取られる。広島は#35ミルカがディフェンスファールをしてしまい、日立東京にフリースローの権利が与えられるが、広瀬が

2本とも外してしまう。直後、広島はショーターがゴールし、同点としたところで4Q終了。オーバータイム延長戦へ。

4Q 終了 日立東京84-84広島

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オーバータイム

オーバータイムの実況もお楽しみにください。

延長に入ると、ゲームを支配したのは日立東京だった。『4Qで追いついたところで、もう余力はなかった。』と記者会見で佐古HCが語るように

広島には余力がなかった。というのも、この段階でインサイドプレイヤー1人がファイブファールで退場をしていた。主力センター竹内公輔もいない。

だから、ガード陣の機動力が便りの綱だったが、インサイドには絶対の自信がある日立東京は、ハイドヘルトのカウントワンショット、

広瀬のゴール。広島もオールコートプレスで前線からディフェンスを仕掛けるも、竹内譲次のアシストを受けたハイドヘルトがゴール。

広島は朝山が3pを決めるも、朝山のトラベリング、ディフェンスファールもあり5点差まで広げられる。タイムアウト後は、ミルカ、#44栗野が

ファイブファールで退場。最後、ショーターの個人技で打開を狙うが、万事休す。日立が最後広島を振り切った。

試合終了 日立東京 100-92 広島

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試合終了後、日立東京竹内選手は反省の弁。『(オルソンHC)体制2年目の油断が出たゲーム。』日立東京は昨シーズンとほぼ同じメンバーで

さらに熟成を目指す方向であったが、何かやりきれないところが印象的だった。一方、広島佐古HCは『悔しいけど、格上相手に

見せ場は作れた。勝ちきれるチームにならないといけない。故障者が多い中でよくやれたと思う。』

名門チームと、設立2年目のチーム。歴史は違うけど、戦うのは同じコート。いかにチーム力が大事か分かったゲームだった。

広島は竹内、#25平尾が戻ってくるまで正念場が続く。日立東京はオルソンHCが『新しいことも試している。』と語るように

シーズン中盤、オールジャパンの頃にはどんなチームに仕上がるのか楽しみである。

 

スポーツライター マンティー・チダ

fmGIG『マンティーのバスケットボールチャンネル』

スポーツ実況 マンティー・チダ

 

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