「アキ・チェンバースにオフェンスリバウンドを取られたのが・・・。」B.LEAGUE サンロッカーズ渋谷 VS. 京都ハンナリーズ 取材レポ @青山学院記念館 20170226

サンロッカーズ渋谷 75-66 京都ハンナリーズ

 プレーオフ争いでライバルとなる両チーム、澁谷は2月3勝2敗、一方の京都は2勝3敗。京都は前節で三河に100点ゲームをやられてしまい、ホーム戦黒星となった。プレーオフ争いで一歩も2歩も抜け出したい両チーム、果たして結果は?

 

1Q(サンロッカーズ渋谷 15-22 京都ハンナリーズ)

渋谷は#10アキ・チェンバースがファーストゴールを決め、その後#24広瀬がスチールを決め主導権を握る。その後のディフェンスで#6ロバート・サクレがボールカットした後、自らが得点し4点リードとする。京都も、#42ケビン・コッツアー、#5マーカス・ダブのレイアップで同点に追いつく。渋谷はアキ・チェンバースがオフェンスファールをし、京都はチャンスとなったが、昨年まで渋谷の前身、日立東京に在籍していた#2川嶋が3pを狙うが、これを決められず、波に乗れない。しばらくスコアが動かない中、残り6分を切って京都はマーカス・ダブが得点し、先ほど3pを決められなかった川嶋が2本連続で3pを決めてリードを奪う。マーカス・ダブもケビン・コッツアーの得点を挟んで、3本得点を決める。渋谷は#9ベンドラメ礼生がレイアップを決めるなど連続得点し、途中からコートに入っていた#39藤高が3pを決めるも、京都が7点リードで1Q 終了。

 

2Q(サンロッカーズ渋谷 39-33 京都ハンナリーズ)

2Qに入って、渋谷は追撃するも点差が詰まらない中、残り6:28タイムアウトを要求。タイムアウト明け後、#33アイラ・ブラウンがダンクを決める。その瞬間相手チームからディフェンスファールを受けていたので、カウントワンショットとなり、それもしっかり沈めた。さらに速攻から#7伊藤がレイアップを決め1点差に詰めたところで、京都はタイムアウトを要求。そこからオフィシャルタイムアウトまでの約2分間は両チームとも決め手を欠く。しかし、オフィシャルタイムアウト明けから、渋谷は広瀬が3pを決め、ベンドラメ礼生も3pで続き引き離す。ベンドラメ礼生は直後のディフェンスでも激しく守る。終盤に向かって、アイラ・ブラウンも3pも含めた連続得点で一気に引き離す。京都はアイラ・ブラウンに川嶋を付けるなどミスマッチで応戦したが、ペースを握るところまで行けず、結局渋谷が6点リードで前半を折り返す。

 

3Q(サンロッカーズ渋谷 59-53 京都ハンナリーズ)

渋谷は開始早々#0満原がスチールでチャンスを得るも、そのあとのオフェンスでは得点には繋がらず、逆に京都#15佐藤が得点を挙げる。しかし、渋谷も主将伊藤が連続得点でリードをキープする。その後、渋谷は、満原、ベンドラメ礼生が連続でディフェンスファールをしてしまうも、ベンドラメ礼生が守備で2度大きなプレーを決めて流れを渡さない。京都は、川島がランニングシュートでチーム39得点目を挙げ、#12岡田がこの日初めて3pを決め、さらに#33内海も3pで続き少しずつ差を詰めるものの、渋谷は#34アールティー・グインが連続で3pを決め再び点差を広げる。さらにバックショットまで決めてしまう。伊藤も3pを決め9点リードとし、京都はタイムアウト。京都は、佐藤の3pからきっかけをつかむが、渋谷伊藤に3pを決められ点差が詰まらない。終盤、渋谷は3pが連続で決まらないなど決め手を欠いたが、そのチャンスから京都は#8村上が2回ファールゲームを仕掛けるも結局チームファール5回になるまでに3Qが終了。渋谷6点差で最終Qへ。

 

4Q(サンロッカーズ渋谷 75-66 京都ハンナリーズ)

最終Qに入り、京都は村上がスチールを決めブレイクに持ち込もうとするものの、渋谷広瀬のディフェンスに阻まれ得点できず、広瀬は直後のオフェンスで得点をする。ゾーンディフェンスを敷いて守りきるものの、攻撃には繋がらない中、中盤に向かう。渋谷5点リードの残り4:49、京都川嶋が3pを決め、追い上げ体制を図るものの、渋谷アキ・チェンバースがオフェンスリバウンドから得点を決め、その時に京都川嶋がディフェンスファールをしてしまい、アキ・チェンバースがカウントワンショットを決める。ここで流れをつかみ直した渋谷は、#6ロバート・サクレが得点を決め一気に7点差とし、京都はタイムアウト。その後、京都は岡田が3pにトライするも決められない。渋谷も3秒バイオレーションを2回連続でしてしまい、ここで京都もチャンスだったが、岡田も決められず、ケビン・コッツァーも速攻から決められず流れをつかみ損なう。残り1分を切り、京都は再びタイムアウトをとるも、ここでも岡田が3pを決められず、最後はファールゲームに持ち込むも、渋谷にフリースローを決められ勝負あり。渋谷が7点差で勝利を飾った。

 

ゲームのスコアを振り返って見ると、2Qで逆転した渋谷がそのまま逃げ切った形になったが、京都も逆転できるシーンは何回かあった。しかし、そこで得点を決められず、その後に渋谷はきっちり決めるシーンが多く見受けられた。4Qで京都川嶋が3pを決め2点差まで追い上げたシーンも、その後の渋谷のオフェンスで川嶋はアキ・チェンバースにオフェンスリバウンドを取られ、結局カウントショットも決められ渋谷を戻すことになってしまった。「アキ・チェンバースのオフェンスリバウンドの場面が一番悔やまれる。」と試合後その場面を悔しそうに川嶋は語っていた。

 

そして川嶋にとっては、古巣との対戦でもあった。昨年まで渋谷の前身、日立東京の選手としてプレーしていた。この日もマッチアップしていた渋谷伊藤とはいつも練習中からマッチアップしていたようで、「伊藤選手とマッチアップは全てが楽しかった。」とこの話になると急に明るいトーンで話を始めた。伊藤も川嶋も昨年までは、日立東京の社員選手としてプレーしていたので、「まさかマッチアップすることになるとは思っていなかった。」と続けた。この日はアイラ・ブラウンともマッチアップしていて、「彼はポストムーブがうまいから、そこに期待した。」と試合後京都浜口HCが語ったように、ミスマッチでもしっかりポストプレイをしていた。私としては、伊藤とのマッチアップよりもアイラ・ブラウンとのマッチアップの方がびっくりしたが、本人そこは冷静に、「マッチアップはあるかなと思っていた。」と語る。

 

伊藤も、川嶋とのマッチアップは待ち望んでいたようで、「あいつは力があったので、もっとやっても良いのになあと。」と語る。そして、「手が長いからそこには警戒した。」と続けたが、「今日はチームが勝ったから俺の勝ち。」と続け満足そうに引き上げていった。

 

テーブスHCは、オンザコート2(外国人選手枠2人)の時間帯について、反省を口にしていた。私としては、以前より良くなっているようにも見えたので意外だったのだが、この日でも「1Qでもボールを持ちすぎているシーンが多かった。」と伊藤が試合後振り返ったように、確かに持ちすぎていたのかもしれないが、4Qはポジションチェンジしながら、アールティー・グインが3pを決めるなど、改善されている雰囲気はあった。しかし、指揮官としては満足していない模様で、「相手にもよるが、もっとボールの動きを良くしていきたい。」と振り返った。

 

一方、京都は先程の川嶋のコメントにもあったように、ここ一番で得点できないシーンが多くあり、その後のディフェンスで相手チームに主導権を握られるという展開が続いた。「渋谷は守備が良いチームですから。」と浜口HCが語るように、ロースコアのゲームになった。プレーオフに向かって、権利を獲得する上で、一つのプレーが試合の肝になる可能性もある。そこをしっかりつかみ取れれば、プレーオフへの道も開かれる。

試合終了後の
生の声を 3月1日(水)23時からインターネットラジオfmGIG 
マンティーのバスケットボールチャンネルでお届けします。今週も選手の声をしっかりお届けしますよ。

渋谷#7伊藤駿選手 京都#川嶋勇人選手のインタビュー音源を放送予定です。

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