「粘りのディフェンスで首の皮1枚繋いだ!」B.LEAGUE サンロッカーズ渋谷 VS. 川崎ブレイブサンダース 取材レポ @青山学院記念館 20170423

 

CHAMPIONSHIP進出にはもう負けられない渋谷に対し、全体の1位でCHAMPIONSHIPに向かいたい川崎。渋谷にとってはホームアリーナの青山学院記念館はレギュラーシーズン最後の試合、勝って次につなげることはできるのだろうか?

 

1Q(サンロッカーズ渋谷 23-18 川崎ブレイブサンダース)

立ち上がり勢いよくスタートしたのは、渋谷だった。#33アイラ・ブラウンの3pシュートを皮切りに、#6ロバート・サクレ、さらにディフェンスリバウンドから速攻でアイラ・ブラウンのアシストを受けた、#10アキ・チェンバースが3pを決めて主導権を握る。一方、川崎はフィニッシュまで持っていくものの、#7篠山のシュートが連続で外れる。「あの時はシュートタッチが良くなかっただけですね。」と試合後に篠山が振り返った。

 

8点リードを許した川崎だったが、オフェンスリバウンドで粘り、#22ニック・ファジーガスが3pを決めてようやくこの試合初得点とする。しかし、渋谷の流れはまだ続く。#9ベンドラメ礼生のレイアップ、続いてロバート・サクレがゴール下でピボットからゴールを決め11点リードとしたところで、川崎はタイムアウトを要求。

 

タイムアウト後、ここでようやく川崎が得点を重ねる。ここまでシュートを積極的に放ってきた篠山に得点が生まれると、#25ジュフ 磨々道、#22ニック・ファジーガスが続き点差を詰める。ニック・ファジーガスに3pシュートを決められ5点差まで詰められた渋谷だったが、ベンドラメ礼生がスチールを決め、ファストブレイクを決めて、流れを再び渋谷に戻す働きを見せた。更に#24広瀬が、ディフェンスリバウンドから速攻でドライブを決めて差を広げる。

 

残り2:44、川崎はニック・ファジーガスが連続で得点し、さらに#11野本にも得点が生まれ3点差に詰めるも、Q終了間際に渋谷#7伊藤が得点。渋谷5点リードで1Q終了する。

 

 

2Q(サンロッカーズ渋谷 47-44 川崎ブレイブサンダース)

渋谷は、1Q終盤にサクレから交代でコートに入っていた#34アールティー・グインが3pシュートを決め、さらに#0満原のポストプレーから、アキ・チェンバースがゴールを決めて、点差を広げる。残り6分過ぎ、#14辻が3pシュートを2本連続で決め、5点差に詰めたところで、渋谷は残り6:05タイムアウトを要求。

 

タイムアウト後、ゾーンディフェンスを仕掛けたのは川崎でしたが、ここで渋谷はロバート・サクレがディフェンスリバウンドから得点、さらに満原からアイラ・ブラウンへのアリウープダンクが炸裂し、9点リードとする。オフィシャルタイムアウトを挟んで、両チーム互角な戦いぶりが続く。終盤に得点を重ねた川崎が、最後ニック・ファジーガスが得点をし、渋谷3点リードで前半を折り返す。

 

3Q(サンロッカーズ渋谷 62-56 川崎ブレイブサンダース)

1Qの立ち上がりで、得点を重ねられなかった篠山の3pシュートですぐに同点に追いつく。しかし、澁谷はアイラ・ブラウンがカウントワンショット、ロバート・サクレもダンクが決まり、点差を詰めさせない。その後満原にも得点が生まれ、渋谷は5点リードとする。川崎は、ニック・ファジーガスがカウントワンショットを決め2点差まで詰めるが、その後得点には繋がらない。

 

残り5分をきっても、なかなかスコアが動かない中、終盤を迎える。Q終了間際、渋谷は、広瀬がシュートを外した直後、相手のボールをスチールしたアキ・チェンバースがカウントワンショットを決め渋谷は6点リードで最終Qへ。

 

4Q(サンロッカーズ渋谷 81-69 川崎ブレイブサンダース)

最初のオフェンスで、川崎は辻のアシストを受けた#12ライアン・スパングラーがカウントワンショットを決め3点差へ。その後、渋谷は攻撃で精彩を欠き24秒バイオレーションとし、相手に攻撃権を渡す。さらに、満原が個人ファールを4つとしてしまい、川崎に流れは傾きかけたが、アールティー・グインが3pシュートを決め、流れを五分にする。更に、サクレのボールカットから、広瀬がレイアップを決め、ロバート・サクレはその後自ら得点をし、10点リードとしたところで川崎は残り6:57タイムアウトを要求。

 

オフィシャルタイムアウトまでの間で、川崎は辻の3pシュートなどで7点差まで詰めるも、リバウンドとディフェンスで粘りを発揮した渋谷が川崎に12点差をつけて勝利をした。

サンロッカーズ渋谷 81-69 川崎ブレイブサンダース

 

渋谷にとっては、CHAMPIONSHIPに向けて負けられない1戦だった。残り試合のことも考えて、さらにはホームアリーナでもある青山学院記念館では最後のホームゲームという事もあって、どうしても欲しい1勝だった。「試合前から、みんな気合いが入っていた。」とこの日、随所でスチールを決めるなど活躍したベンドラメ礼生は振り返る。「ディフェンスがしっかりできていて、そのこぼれ球が自分のところにきたというのはありました。あと川崎は2試合残っているという事を考えるとこの日の1勝は大きい。」と言葉にも力が入っていた。印象的だったのは、一度も川崎にリードを許さなかったことだ。ディフェンスリバウンドから一気に速攻に持ち込んで、レイアップを決めるというシーンも何度もあった。「サクレが入ってから3か月で、ようやく自分たちのやりたい形が見えてきた。」テーブスHCも試合後に手ごたえをかみしめるように話をしてくれた。4Qの中盤で、川崎辻の得点で相手の追い上げムードになるところもあったが、「最後の5分は得点を上げられなかったが、ディフェンスでしっかり相手に得点をさせかったのは大きかった。」と選手を称えた。

 

一方、川崎は結局リードを奪うこともなく試合を終えた。辻とスパングラーが戦列に復帰し、ようやくフルメンバーが揃ったが、戻った2人はまだ本調子ではないようだ。しかし、「スパングラーが戻ってきてくれてホッとしています。」と北HC。主将の篠山も、「今日のような貴重な敗戦を良い経験とし、良いところ悪いところをビデオで見ながらしっかり確認し、全体の1位でCHAMPIONSHIPに向かいたい。」と語った。辻とスパングラーが本調子になってくれれば、川崎の本来の姿になる。彼らがいない間も、野本や鎌田、藤井といった若手が成長している。若手と中堅がうまくかみ合えば、向かうところ敵なしといったところだ。レギュラーシーズン残り5戦でしっかり調整し、CHAMPIONSHIPに向かってほしい。

試合終了後の
生の声を 4月26日(水)
23時からインターネットラジオfmGIG 
マンティーのバスケットボールチャンネルでお届けします。今週も選手の声をしっかりお届けしますよ。

サンロッカーズ渋谷 #9ベンドラメ礼生選手 #6ロバート・サクレ選手
川崎ブレイブサンダース #7篠山竜青選手 

のインタビュー音源を放送予定です。

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