マンティー・チダは、現在ジェイネットTV様で第66回関東大学バスケットボール選手権大会の実況を担当させて頂いております。
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5月2日は、墨田区総合体育館から6回戦Aコート開催分4試合をライブ配信させて頂きました。
直前の告知にも関わらず、ご覧いただいた皆様ありがとうございます。

5月2日の結果をもって、ベスト8が出そろいました。今回は5月4日に開催されます準々決勝のカードの紹介と展望を
マンティー・チダ目線でお届けしたいと思います。準々決勝は、試合の模様を収録し後日DVDで販売いたします。

それでは順番にご紹介させて頂きます。(開始時刻の順番でお届けします。開始時刻についてはあくまでも予定です。)

13:20 専修大学 VS. 日本体育大学  

昨年のインカレではベスト4に入った専修大学。今年は昨年の中心メンバーに加え、下級生の充実が著しい。インサイドの要#30フィリップの存在感はもちろん、#32野口、#17樋口の成長で、フィリップに対する時間的な負担が少なくなったのは大きい。更に今年のポイントガードは、サイズもある#34盛實が務める。彼のハンドリングのうまさはチームに大きなバリエーションを与えている。大会前の事前取材で、専修大学の佐々木監督から「ガードに関しては、攻撃的にも守備的にもできるので、様々な作戦が打てる。」とお聞きした。私も練習を拝見している限り、ガード陣の充実は目を見張るものがある。昨年のチームに比べて、選手のタイムシェアもできているので、期待をしたい。
日本体育大学は、昨年の主力が残り、チームとしても充実している。5回戦の早稲田大学戦、6回戦の駒澤大学戦は、#45河野、#54津田が積極的にオフェンスリバウンドを獲得しインサイドプレイヤーとして存在感を発揮した。そしてディフェンス面でも、選手全員が意識を持って実行し、チームに大きな流れを呼び寄せた。リバウンドとディフェンスが、専修大学相手にどこまでできるのか注目をしたい。

15:00 東海大学 VS. 中央大学

昨年は無冠に終わった東海大学。毎年「ディフェンスの東海」という代名詞で、この言葉にふさわしい強固なディフェンス主体のチームを作ってくる。5回戦の東洋大学戦では46失点。6回戦の明星大学戦も前半だけではあるが、相手に18点しか与えなかった。昨年主力を形成した選手たちが卒業し、ここ2戦もスタート5は、#0寺嶋、#19西田、#25平岩と1・2年生が主に務めている。ベンチメンバーも、#28津屋、#35木下と1年生が中心を担う。ここまでは順調に勝ち上がっているが、準々決勝以降は上位の大学を戦うことになる。経験では劣るが、若さと勢いでどう立ち向かっていくのか。
中央大学は、6回戦で神奈川大学相手に苦しみながらも1点差で逃げ切った。東海大学のディフェンスに対し、どこまで食らいつけるか、アウトサイドシュートがはまれば勝機もあるだろう。

16:40 白鴎大学 VS. 拓殖大学

昨年はインカレ・リーグ戦ともに3位に輝き、充実した1年を送った白鴎大学。しかし昨年のトーナメントは、大会直前に棄権となり、今年の大会はノーシードからの連戦で勝ち上がった。#0野崎・#75イブラヒマが中心となり、5回戦では今季から2部の慶應義塾大学、6回戦では接戦の末、明治大学を下した。ここまで連戦を戦っている勢いそのままに、どこまでやれるか。
拓殖大学は、昨年までエースだったバンバが卒業し、ゲイ・ドゥドゥが入学した。初戦となった埼玉工業大学戦では動きに精彩を欠いたが、6回戦の東京成徳大学戦では、自らのゴールを皮切りに積極的に得点に絡み、守備でもリバウンドとブロックショットなどでチームに貢献。ゲイ・ドゥドゥの動き次第では止められない状況にもなる。ゲイ・ドゥドゥがどこまでチームを引っ張るかで勝敗は分かれるだろう。

18:20 筑波大学 VS. 大東文化大学

準々決勝屈指の好カードとなった。筑波大学は昨年、トーナメント・リーグ戦・インカレすべてを制し、三冠を達成した。今年の主力は、2月の日本代表でもスタート5を務めた#6馬場、昨年のインカレではMVPにも輝き、Bリーグサンロッカーズ渋谷でも特別指定選手としてプロリーグを経験した#17杉浦、馬場・杉浦と共に先日の日本代表候補合宿にも召集されたインサイドの要#65玉木を中心に、ベンチメンバーも充実している。唯一不安があるとするならば、相手のチームのペースになってしまった時、いかに早く立ち直れるかだろう。6回戦の法政大学戦では2Q残り6分あたりで9点ビハインドされてしまう展開があり、吉田監督がタイムアウトを要求する場面もあった。その後は立ち直り、法政大学に隙を与えなかった。自分たちのバスケットを40分間やり切れれば間違いなく優勝に一番近いチームであることは確かなので、緊張感をもってやれるかだろう。
大東文化大学は、昨年2部リーグは全勝で優勝を決めた。インカレは2回戦で東海大学に僅差で敗れたが、十分に力を発揮した。そして昨年のスタート5がほぼ残った今年のチームは早速その力を発揮した。6回戦の青山学院大学戦では、前半相手の得点を16点に抑え、昨年以上にディフェンス面で成長が見えた。#15モッチ、#12熊谷、#0葛原を中心としたスコアラーがどこまで筑波大学相手に得点をすることができ、相手の強力ラインナップに対し、ディフェンスがどこまで通用するのか。それ如何ではアップセットも大いに考えられる。今年の大学バスケを占う意味でも重要な一戦となるでしょう。

ということで、データと取材・実況をしながら感じたことを中心にまとめてみました。何かのお役に立てれば幸いです。ゴールデンウィーク中で予定がないという方、ぜひ”バスケの聖地”国立代々木競技場第二体育館へ足を運んでみるのはいかがでしょうか?

第66回関東大学バスケットボール選手権大会公式HP
http://www.kcbbf.jp/game/index/type/tournament