前節は昨年の覇者栃木ブレックスを下し、連勝を狙いたいサンロッカーズ渋谷(以下 SR渋谷)に対し、10月に入りまだ勝利がない横浜ビー・コルセアーズ(以下横浜)。きっかけをつかむチームはどちらか?

1Q SR渋谷 16-11 横浜

渋谷は、#6サクレがバスケットカウントを決めるも、残り8分で#0満原が早くも個人ファール2つをもらってしまい、早々にベンチに下がってしまう。「満原があんな形でファールトラブルでベンチに下がるというのは初めてでしたね」と渋谷勝久HCが振り返るように、ベンチ内は少し動揺が走った。しかし、変わって入った菊池がしっかりフォローし、互角に戦う。横浜も#34サビートが高さを活かし、渋谷サクレを止めていたものの、優位には進められない。7-7で迎えた残り4:37、渋谷はサクレから#55ハレルソンに交代し、横浜もサビートにかわり#4パーマーをコートに入れる。そして、ハレルソンがチーム初めて3pシュートを決めると、#32山内のスチールからパスを受けた#24広瀬がファストブレイクを決めてリードを広げたところで、横浜はタイムアウトを請求する。渋谷はタイムアウト直後のディフェンスでは、前線からプレスをしくと、#9ベントラメのスチールから#51菊池がゴールを決め、菊池はその後フリースローも2本揃え、5点リードとし1Qを終了する。

2Q SR渋谷 30-32 横浜

両チームともオンザコート2(外国籍選手2人コートイン)でゲームスタート。横浜#3蒲谷がレイアップを決めたあとは、スコアが動かなくなる。残り6:50に渋谷がタイムアウトを請求するまで、横浜はチームファールを4回重ねねてしまう。しかしタイムアウト後、1Qでサクレをしっかり抑えていた横浜サビートが高さを生かしたシュートで連続得点をすると、パーマーも3pシュートを決め逆転に成功したところでオフィシャルタイムアウトを迎える。残り3:40、横浜#1川村がシュートを決め、そのあとのディフェンスでスチールを決めると、#21田渡のアシストを受けレイアップを決めて5点リードとしたところで、渋谷は前半2回目のタイムアウトを請求する。渋谷はここまで攻撃面で精彩を欠いていた#9ベントラメが、2本連続でスチールを決め流れを変えようとするが、得点には繋がらず、結局横浜2点リードで前半は終了。



3Q SR渋谷 42-55 横浜

横浜はサビートのバスケットカウントで先制。さらに、田渡も続く。渋谷はサクレがスコアするも、横浜は田渡がエンドラインからひとりで持ち込んで得点。#15佐藤も得点をし横浜9点リードとしたところで、渋谷はタイムアウトを請求。渋谷はその後、#22長谷川の3pシュートで巻き返しを狙うも、横浜は川村の3pシュートで流れを渡さない。渋谷はサクレが得点したあと、チーム全体の個人ファールが多くなっていく。横浜もトラベリングなどで、厳しい戦いを強いられるが、サビートの得点、#25竹田の大きく飛び込んだオフェンスリバウンドや好守備から川村が3pシュートを決め点差を詰めさせない。横浜は終盤、パーマーがアンスポーツマンライクファールをし、渋谷は流れをつかむチャンスとなったが、ベントラメがオフェンスファールをし、流れを掴み損ねる。さらに、蒲谷がアンスポーツマンライクファールをし、流れは渋谷かと思われたが、ここでも#5ソープがオフェンスファールで得点機を逃してしまう。横浜は最後#0細谷の得点で13点リードとし、3Q終了する。

4Q SR渋谷 61-67 横浜

立ち上がりこそ、横浜蒲谷の得点から始まったものの、ここまで攻撃面では精彩を欠いていたベントラメがようやく本領を発揮する。まずは、プレスディフェンスで粘ったあと、バックショットを決める。そして、#24広瀬が好守備をみせ、その後サビートがアンスポーツマンライクファールをし、流れは渋谷に傾き始める。サクレがフリースローを2本決めたあと、その後のオフェンスで広瀬のシュートは外れたが、その後の守備で粘り、ベントラメが自身この日最初の3pシュートを決める。そしてサクレも得点をし、渋谷が6点差まで詰めたところで、横浜はタイムアウト。しかし、渋谷が続けて優位に立つ。サクレがバスケットカウントを決めたあと、再びベントラメが3pシュートを決めて、2点差まで詰めたところで、オフィシャルタイムアウトを迎える。しばらく互角な戦いが続いたが、残り3:05スチールを決めたベントラメが広瀬とパス交換をしながら、速攻を決めて同点としたところで、横浜もたまらずタイムアウトを請求。しかし、ここで横浜は渋谷の勢いを止めることに成功。田渡の得点などで再び引き離し。終わってみれば6点差で横浜が勝利。ようやく10月初勝利を達成した。

「60点台で相手を抑えれば勝機はあった」と試合後に振り返ったのは、横浜古田HC。「後半はアンスポーツマンライクファウルもあったが、選手たちは守備で粘ってくれた」と選手たちをねぎらった。4Qで追い上げの立役者となった渋谷ベントラメは、「3Qまではオフェンス面でうまくいかなかった」と明かした。横浜のゴール下に221センチのサビートがいるだけで脅威にも感じたようだった。決勝点となる得点を挙げた横浜田渡は、「4Q で追いつかれるという展開は新潟戦と同じで、その時は後半疲れてしまい、負けてしまったが、もうアグレッシブに行くしかないという思いで、決める自信はありました」と話す。両チームともファールが重なってしまったゲーム展開だったが、最後までアグレッシブに攻めた横浜に軍配が上がった。

この日の模様は、11月1日23時からのfmGIGマンティーのバスケットボールチャンネルで放送する。
http://mantycorporation.com/archives/info/20171101